こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。

今回は、このような疑問に答えていきます。
はじめに、MetaMask(メタマスク)は仮想通貨のお財布で、銀行口座と同じです。
銀行口座で暗証番号や通帳が大切なように、MetaMaskでのパスワード管理がめちゃめちゃ大切。
さらに、ここからは詐欺のリスクも高い世界です。
投資金額が1万円だったとしても、詐欺に巻き込まれて資産を失いたくないですよね。
そこで、この記事では、MetaMaskのインストールから初期設定手順に加えて、MetaMaskのセキュリティ内容、資産を失わないために大切な4つのことについて解説します。
自分の資産を守るためにも、最低限知っておきたいセキュリティ知識を載せました。
また、この記事ではMetaMaskの公式情報(英語)を一次情報にしています。
英語の文章を読むのが苦手な方も、この記事でサクっと楽に学んでもらえればと思います。
MetaMaskの概要

まず、「MetaMaskとは何か」という概要について解説します。
2100万人以上に使用されている暗号資産のウォレット
MetaMaskは、世界で2100万人以上のユーザーに使用されている暗号資産のウォレットです。
そして、このウォレットは、ブロックチェーンアプリ(Dapps”ダップス”と言います)を使用するために必須です。
僕が紹介しているDeFiを触るためにもMetaMaskが必要となります。
「え?なんで?怪しい。。」って感じる人もいるかと思います。
例えば、”今まで”(楽天証券)と”これから”(DeFi)でどう変わるのか簡単に説明しますね。
楽天証券を利用するために、ユーザーIDやパスワードでログインする。
DeFiを利用するために、MetaMaskを接続してログインする。
ユーザーIDやパスワードなどの登録は不要。
こちらのとおりです。
今までだと、各サイトでIDやパスワードを登録して使用するのが当然のことでした。
しかし、ブロックチェーンの世界では、ここの仕組みがガラっと変わります。
様々なアプリのサイトページで”ウォレットの接続”ボタンを1クリックするだけで、サイトへログインできて利用を開始できるイメージです。
当然、面倒なユーザーIDやパスワード管理が一切不要。
というわけで、ID・パスワード管理から抜け出せる代わりに、ウォレットが必須となります。
ローカルデバイス保管でセキュリティは安心

え?全部のアプリをウォレットで接続するんだったら、ウォレットのセキュリティめっちゃ大事やん。
MetaMaskって本当に大丈夫なの?
結論、MetaMaskはローカルデバイス保管であり、セキュリティはなかなか安心です。
ただし、注意点もあるので、順番に説明しますね。
まず、銀行口座の暗証番号と通帳にあたるのが、MetaMaskの”Recovery Phrase”、”パスワード”、”秘密鍵”の3つ。
ここで重要なのが、この3つを保管している場所。
”Recovery Phrase”、”パスワード”、”秘密鍵”は、ローカルデバイス(個人のコンピューターに作られた環境)に保管される。
こちらのとおり、最重要データはローカルデバイスに保存されます。
MetaMask開発側のサーバー内に保管していません。
なので、MetaMask開発側がハッキングされても、パスワードが漏洩することはありえません。
ただしここで注意点。
万が一あなたがRecovery Phraseを忘れてしまうと、MetaMaskがあなたのウォレット復元をサポートすることはできません。
3つの最重要データのうち、Recovery Phraseについては特に厳重に保管してください。
パスワードの漏洩が無くて安心である一方で、資産を守るのは全て自己責任。
厳重保管をお願いします。
MetaMaskのインストールから初期設定手順を解説

では、実際にMetaMaskのインストール方法、初期設定手順について解説します。
【Chrome】インストール手順
ブラウザは、Chromeが非常に便利なのでChromeでダウンロード方法を紹介します。
1 MetaMask公式サイトへ行く。
2① ”Chrome”⇒②”Install MetaMask for Chrome”を押す

3 Chromeに追加を押す

4 開始を押す。

5 ウォレットの作成を押す。

6 任意のパスワードを入力、使用条件を読んで同意したのち、作成をおす

7 ①をクリックしてRecovery Phraseをメモした後、②次へをおす。

8 Recovery Phraseを中央の単語群から選択して①を入力し、②確認をおす

9 完了です!

10 Chromeの右上の①をクリックし、②固定をおす

11 Chromeの右上にMetaMaskが表示されればOKです。

BSCチェーン追加の初期設定手順
さて、前回の記事で紹介したBinanceのコインBNBを触るためには、バイナンスのネットワークをMetaMaskに追加しないといけません。
2,3分で終わるので、もう少しガンバってください。
1 MetaMaskをおす
2 上部の”①イーサリアムメインネット”⇒”②ネットワークの追加”をおす

3 写真のとおり、各項目を入力し保存をおす。

ネットワーク名:Binance Smart Chain
新規RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
チェーンID:56
通貨記号:BNB
ブロック エクスプローラーのURL:https://bscscan.com
4 これで、バイナンスのコインであるBNBが表示されました。

これで、インストール&初期設定が完了しました。
お疲れ様でした。
MetaMaskで資産を失わないために大切な4つのこと

では、最後にMetaMaskで資産を失わないために大切な4つのことを書いていきます。
基本的に自宅PCのみで操作する(公共のフリーWiFiを使用しない)
MetaMaskはスマホを使用せず、自宅PCのみの操作がベストです。
公共のWiFiだと、IDやパスワードを抜かれることもあり得るそうです。
なので、スマホでウォレット操作を禁止してしまうことをおすすめしたい。
さらに、このブログでおすすめしているガチホ(ほったらかし投資)なら、日々スマホで操作することも無いので、自宅PC操作のみでも不自由を感じることは無いと思います。
怪しいサイトへMetaMaskを接続しない
怪しいサイトへMetaMaskを接続しないでください。
暗号資産界隈にいると、魔界と言われる年利10,000%のようなものもあります。
もしこのサイトがSCAM(詐欺)であれば、MetaMaskを接続するとウォレット内の資産を引き抜かれるリスクがあります。
つまり、そもそもMetaMaskを怪しいサイトへ接続しないことが、何より大切です。
なお、万が一怪しいサイトへ接続してしまった場合には、Revoke(サイトへの接続・承認を取り消す)という方法もありますよ。
「Recovery Phraseを教えて」はすべて詐欺
あなたが、何かのサイトへMetaMaskを繋げてミスをしてしまった場合に、運営にQ&Aで「英語」で依頼することがあるかもしれません。
その時、サイト運営者から「Recovery Phrase」を教えてと言われたらどうしますか?
ここで、絶対にRecovery Phrase を教えてはいけません!!
「Recovery Phrase教えて」は詐欺です!
悪意ある者が運営になりすましている可能性が非常に高いです。
グーグルの検索エンジンでも、詐欺サイトも結構出てくるようです。
DeFiを初めて触るなら有名なサイトをブックマークしておいて、そこから入るのが鉄則です。
Recovery Phraseは厳重保管して漏洩させない
Recovery Phraseやパスワードは厳重保管をしましょう。
絶対に漏洩させてもいけません。
個人的には、紙へ印刷&ラミネートして保管や、カメラで写真を撮って保管など、複数の方法で厳重保管するなどをおすすめします。
金庫が家にあるなら、Recovery Phraseを金庫に入れて保管しても良いと思います。
補足ですが、違うPCでログインする際にも、Recovery Phraseが必要です。
パスワードだけでログインはできません。
「万が一今使っているPCが故障してしまう&Recovery Phraseを覚えていない」という事態になった場合は、資産を復旧できなくなるリスクが高まります。
繰り返しになりますが、かならずRecovery Phraseのバックアップを大切に保管しておきましょう!
次はBinanceへ暗号資産を送金してみよう
これで、前回の記事で紹介したBinanceのコインであるBNBが、MetaMaskに反映できるようになりました。
もうすぐ、DeFiの準備が完了します。
次回は、Binanceへ暗号資産XRPを送金する手順を2Stepで解説します。
国内取引所でXRPを購入
⇒XRPをBinanceへ送金
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
MetaMaskをインストールしたいけど、方法がわからない。
それに、DiFiって詐欺が多いと言われるのが怖すぎ。
どんなことに気をつけたらいいか教えてほしい!