こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。
今回は、2人目の子どもが産まれたパパとして、事業所初の1ヶ月半の育児休暇を取得した感想をお伝えします。
先月まで育休を取得していたので、次に取得を考えているプレパパ、2人目の子どもで取得を考えているパパにとって、役立つ話ができればと思います。
少し長いので、気になったところだけ目を通してもらえれば嬉しいです。
早速、我が家の家族条件、育休の目的はこんな感じ。
- 4人の核家族 (基本親の力は借りていない)
- 2才の娘、0才の息子。
- 嫁が出産・入院中、子どもと2人きり生活を乗り切るために時短勤務を取得
- 嫁の出産後の退院とともに育休開始
✓産後の嫁の負担軽減
出産で全治4~6週間となった嫁の負担を軽減するため
✓娘(上の子)が安心できるようにサポート
娘は超がつくほど寂しがり屋気質。保育園でも2年経ってもほぼ毎朝泣きます。娘は赤ちゃん返りすると感じていたので、そのサポート。
✓名も無き家事の内容の把握
いつも細かくやってもらっている家事の時間と内容を把握して、今後の共働き戦略に繋げようという狙い。
目次
育休取得を決意から育休開始までの経験

実は、僕は1人目の娘では育休を取得していませんでした。
周りで育休を取得したパパが誰もいなかったため、そして、里帰り出産で義母に助けてもらうことが出来たため。
ですが、娘を育てていくにつれて、2人目は敢えて里帰りをせずに育休を取得したい!って強く思うようになり、取得を決めました。
チームメンバーに嫌われても仕方ない
特に仕事を引き継いでもらい、迷惑がかかるメンバーに、育休を考えていることを個別で先に伝えました。
その後、上司に伝えてから、チーム全員に伝えました。上司は「イクボス」で、普段から助けてもらっているからこそ、相談するのに躊躇することはありませんでした。
丁寧に話を聞いてもらえて、本当にありがたかった。
その後、チームメンバー(30人程)に一斉に正式発表。
この時が一番緊張しましたね。
忙しい部署なので、一部のチームメンバーには嫌われても仕方ない、とは考えました。
でも、発表した後は「応援しています」「良いですね」って言ってくれるメンバーが多く、嫌われることはなかった。むしろ、温かいコメントをくれる人の方が多かった。
仕事の引継ぎは失敗
その後、仕事の引継ぎを少しずつ進めていました。
順調どころか、正直仕事の引継ぎは失敗しましたね。
ちなみに、僕は普段から共働きで情報共有も徹底して意識しています。
今回の引継ぎも、育休2週間前には完了させる予定でした。
でも、出来なかった。育休1日前にも少し仕事をお願いしている状況でした。
- 2週間早く嫁が出産したため。
- その後時短勤務に切り替えて、仕事の余裕が無くなったため。
2人目なので早く産まれやすい。そして、時短勤務の時間の無さ。
想像以上でした。
なので、2人目に育休とるための引継ぎは、1か月前には一通り完了させるのがベスト、と思います。
1人で仕事と子育ての両立は無理【1週間ワンオペ】
嫁が出産後の入院中、時短勤務をしながら、1週間娘と2人暮らしでした。
ちなみに、コロナで、出産の立ち合いも出産後のお見舞いも禁止。
嫁は不安そうでしたが、出産の時に助産師さんがつきっきりで付いてくれたみたいで、安心できたようでした。
さて、娘とラブラブ生活1日目。なんてことにはならず、

おかあさんとお風呂入りたい~~。おかあさんと寝たい~~。
おかあさん、帰ってくるまで待つ~~~。
と最初の2,3日は号泣することも多かった。
正直、仕事に子育てのワンオペは楽しむ余裕なんて一切ありませんでした。
今日1日をなんとか過ごすだけで精一杯。
ちなみに、ポケットwifiをレンタルで借りて、テレビ電話は何度もしていました。
即日発送で借りられるので、借りて良かった。
育休中に実施したこと
その後、なんとか退院を迎え育休開始。育休中に実施したことはこちら。
✓毎日の献立決定と料理、掃除、洗濯など家事全般
一か月健診まではキッチンへ「嫁立ち入り禁止」の貼り紙をしました。
✓娘(2才)の保育園の送り迎え
✓息子の沐浴と娘のお風呂入れ
✓週末の息子と2人きりで寝ること
息子と娘の寝床を分ける選択をしました。
息子と娘を一緒に寝かしていると、息子が夜中起きたタイミングで娘も起きてしまい、僕も嫁も皆が寝られなくなりました。
なので、寝る部屋を別にしました。
育児休暇を取得した感想「辛かったこと3選」

育児休暇で辛かった体験は特に3つ。
赤ちゃん返りで疲労困憊
想像していましたが、育休3日目に娘が猛烈に赤ちゃん返りを開始。

ご飯食べるのイヤ~!。お風呂入るのイヤ~!
パンツ替えるのイヤ~!1人で座ってご飯食べるのイヤ~!
お風呂は30分大泣きして結局入らなかったり。
想像以上に今まで出来たことが出来なくなりました。
最初は正直参りましたが、育休で夫婦でゆっくり相談できたので、
これが今の精一杯の娘なんだな。親の関心を得たくて必死に行動しているんだな。
って、すぐに気持ちを切り替えることができた。
それからも赤ちゃん返りは続きました。
例えば、お母さんが息子に授乳しようとして、抱っこした瞬間、

おかあさん、だっこして~!!だっこ!!
ってなるのは、1ヶ月半ほぼ毎回続きましたね。

対策として、ふと娘が「だっこして」を言わずに待てた瞬間や、赤ちゃんをお世話しようとしてくれた時に、
見逃さずに褒めたり、感謝したりを地道に繰り返しました。
赤ちゃんが産まれて2ヶ月経ち、漸く落ち着きました。
最初の1ヶ月は自分の時間ほぼ0
特に土日、子ども2人の時は本当に自分の時間が無くて、
やっと休憩しようと思うと、赤ちゃんが泣きだすので、
自分の時間はほぼ0(寝かしつけながらKindleで育児本読んでました笑)、という日も結構ありました。
なので、次のプレパパへ伝えたいこととしては、
可能なら家で仕事するのを諦めて、育児に集中した方が良い、ということ。
特に最初の1ヶ月は、本当に時間がありません!
深夜の赤ちゃんの寝かしつけは命がけ
深夜の赤ちゃんの寝かしつけは命がけ。
めちゃくちゃ眠いにも関わらず、抱っこしている赤ちゃんを落とすのは大けがに繋がる恐れがある。
それに、赤ちゃんは大人しく抱っこされているわけでは無くて、実際は大暴れ。

おぎゃーーーおぎゃーーー「寝れないよ~~~」(じたばたじたばた)
更に、親の睡眠時間が足りない日が続くので、徐々に疲れが蓄積されていきます。
“プレパパに知って欲しい”
— えいきち (@Eikichi_WLI) November 1, 2020
「授乳間隔3時間だから2時間半寝られるかな」は甘すぎでした。現実はオムツ交換&授乳完了で30分〜1時間。更に、寝かしつけで、追加で1時間かかることも。漸く寝たと思ったら、1時間後には赤ちゃんがお腹すいて起きたりする。平日休日関係無し。ママのサポートは必須!
こんなふうに、仕事と比べて先の見通しが一切見えないのが育児の辛いところです。
育児休暇を取得した感想「良かったこと4選」

育児休暇で良かった体験4つ。
育休は不測の事態に対する最強の備え
育休は不測の事態に対する最強の備えです。
僕の場合、息子のお尻にできもの「肛門周囲膿瘍」が出来て、
生後3週間にも関わらず、病院をはしごすることに。
その後も病院へ何度か通院したので、育休で助かった。
実は、病院に行った日、感動する出来事もあったんです。
時間は19時。周りは既に暗く、家族4人車に乗り込むも、息子は慣れない車でギャン泣き。
娘の晩ご飯もまだだったので、
「今から病院もう1回行くのか~~。まだ1ヶ月健診も終わっていないのに。」
なんて気持ちが沈んでいたその時、
娘「お姉ちゃんがいるから、大丈夫!」って、息子を励ましてくれたんです。
2才の娘に助けてもらった瞬間でした。
娘の日常の輝きに沢山気づきた
娘の日常の輝き、日々の成長を沢山見ることができました。
例えば、1ヶ月半でこんな事ができるように。
- 自分で靴のカカトをはけるようになった
- 服の頭を通せるようになった
- はさみ遊びで10~20分くらい集中して遊ぶことができた
- トイレトレーニングの成功確率がグッっと上がった
- お風呂の浴槽のフチを自分で持って、一人で浴槽に入れるようになった
- お手伝い(洗濯機の洗剤や柔軟剤入れ、休日の朝ご飯準備)に意欲を出すようになった
子どもが小さい時って、日常のちょっとしたことが大きな成長なので、親が忙しいとあっという間に成長していて気付かないもの。
でも育休で1つ1つ気づくことが出来た。
目の前で娘の成長を感じるのは、特別な喜びだった。
今後も、教育・しつけは保育園のプロに任せるところは任せつつ、
家でも娘が伸びるような環境を整えて、サポートしていきたい!
なんて、教育パパに一歩近づきました笑
赤ちゃんはデフォルトで可愛いすぎた
赤ちゃんはデフォルトで可愛いすぎますよね。
何をしていなくても、姿、形がとてつもなく可愛いですよね。
寝ているだけで可愛い。バタバタしているだけで可愛い。
こんな言葉があります。
子どもは3歳までに一生分の親孝行をする。
大変なことも多い。でも、そこにいてくれる。それだけで嬉しくて幸せ。
子は親に生きる力をくれている。
この3歳までの期間を、育休で一緒に過ごせて良かった。
平日に子どものイベントに参加できた
平日に子どものイベントを多数出来ました。
息子:お宮参り&写真撮影
娘:七五三&写真撮影。誕生日。
偶然でしたが、娘の誕生日を、当日にお祝いできたのは幸せでしたね。
来年も、子どもの誕生日育休取りたいです笑
因みに、3か月程度育休を取っていると、お食い初めなども平日に出来て良いですよ。
これからも育児は続く
育休の最終日。
僕「来週から、保育園の送り迎えはお母さんだよ~」
娘「やったーーー!」
僕「(思っていたのと違う)」
なんて、こともありましたが、
育休は、人生で価値がある体験でした。
僕の育休はおわりましたが、育児はこれからも続きます。
今大人(嫁)1人子ども2人が多くなって、嫁の「早くして~~~!!」と言う頻度が激増しています。
これからも、出来る限り嫁をサポートて一緒に育児しつつ、仕事に取り組みます。
今回は、長かったですがここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ちなみに、こんな記事を以前に書いているので良ければ読んでみてください。