こんにちは。
えいきち(@Eikichi_WLI)です。
「ICPのNFTを初めて購入したい!どれを購入したらいいの?」という基本から、
「ICPのNFTの便利ツールについて教えてほしい!」という既にワイワイしている人まで。
僕が周りから学ばせてもらった有益な情報をこの1記事へまとめました。
ICPのNFTを楽しむ参考になればと思います。
ちなみに、まだICPのウォレットが無ければ、先にPlugウォレットを準備してくださいね。
【ICP】NFTの買い方を解説

まず、ICP関連のNFTマーケットプレイスはすでに複数あります。
中でも、一番有名なのがEntrepot。
EntrepotはICの中で最初のNFTマーケットプレイスです。
この記事ではEntrepotでのNFTの買い方について解説します。
①PlugウォレットにICPを準備して、Entrepotのページへ進む。
②右上のウォレットマークを押して、Connect your wallet をおす。

③指定のウォレットを選択し(今回はPlug)、Plug NotificationでAllowをおす。
※ローンチされているNFTのCanisterの使用許可をお願いするメッセージです。

④MARKETPLACEへすすむ。
※NFTが取引Volume順に並んでいます。
※最近ローンチしたものを見たければ、LAUNDHPADへ。
⑤欲しいNFTプロダクトを選択する。(今回はMotoko Day Dropを選択)

⑤購入したいNFTをBUY NOWをおす。

※右下のハートマークでいいねをつけておけば、EntrepotのFavaritesのページで販売価格を見れます。
【2022年】NFTの時価総額TOP5のプロジェクトを紹介
まず、ICPのNFTの盛り上がりを知るために、こちらをご覧ください。
拾いものですが、多数のNFTプロジェクトがいつから、どのように盛り上がっているのか、1ツイートでわかります。
canisterIdをバチコリもってこれたので、今度こそ#ICP #motoko pic.twitter.com/QDtDR9HU02
— Nego (@tana_bata3164) March 22, 2022
この中で、2022年04月時点で時価総額順TOP5と、加えて個人的に注目しているmoon walkerを紹介します。
BTC Flower, ETH Flower 【1,3位】

BTC Flowerは、2009種類のユニークなバリエーションとして存在し、暗号世界の功績を記念する庭園を生み出すための植物で、フランスのアーティストLidoによって作られました。
Lidoは、2018年に暗号資産の歴史の中で最も象徴的なストリートアートとなる、最初の大規模なビットコインアート(R.I.P Banking System)を発表し、パリの街角で開いたようです。
以前から精力的に活躍されていたLudoによってクリエイトされた本作品は、たった1ヶ月で他のNFTの時価総額をあっという間に抜き去り、1位に輝きました。
しかも、BTC Flowerはコレクションの第1段で続きがあります。
第2段がETH Flowerで、すでにマーケットがオープンしていて第3位の実績。
第3段がICP Flowerで、こちらは今後出てくる予定です。
BTC Flowerは、2022年4月時点で40万円であり、僕は遠い目で見ているだけになりましたw
しかし、ロードマップはこれからも魅力的なので載せておきます。
◎Q2 2022
- DJWS音楽NFTの立ち上げ
- IRO Parisとのコラボレーション。コミュニティスワッグ
- ミュゼ・デゼントラルなどメタバースとのコラボレーション・展示会
◎Q3 2022
- BTCフラワーホルダーのための物理的な花
- クリストファー・アンダーソンNFT発売
◎Q4 2022
- ICPシードのエアドロップとICPフラワーの除幕式
- DFINITY DevConイベントでのアートショー
- PSGと共同でアートバーゼルのイベントを開催
リアルも交えて様々なイベントをするそうです。
まだまだ盛り上がりそうですね。
(欲しい)
Motoko Day Drop【2位】

motokoは、Definityのプログラミング言語のデザインです。
デザインを手がけたのは、5位で紹介するPoked botsをデザインしたPoket Studio。
ICP好きがツイッターのアイコンにしているのを、よく見かけます。
見てると、ちょっぴりかわいく見えてきますよね。
なお、ロードマップは見当たりませんでした。
ICPを象徴するアートやステータスとして楽しむNFTだと思います。
持っていると「ICPを追いかけているなぁ」感があります。
価格については、4ヶ月前はフロア2ICPのころもありましたが、あれよあれよと2022年4月には24ICPまで上がりました。
数ヶ月で世界が変わりますね。
ホントに初期の頃だと、motokoをエアドロップで貰えた人もいたようですよ。
ICPunks【4位】

IC Punksは、Entrepotで2番目に発売されたNFT。
ただのおっさんですが、ピエロがモチーフとのことです。
なるほどな。たしかに、ピエロに見え、、、、ませんねw
ディスコートにロードマップがありました。
◎Q1 2022
- Gigaverse Marketplace の利用開始
- Gigaverse Marketplaceへ、ETH-ICブリッジを作成してFrogsをジャンプさせる
◎Q4 2022
- Gigaverse LabsをDAO化。ガバナンストークン作成し、PunkまたはInfinity Frog保有者全員にトークン割り当て
- Wild West NFT。 Solanaのエコシステムにつなげて、多くの人々をICへ引き込む。このコレクションは、実用性に加え、その美学でNFTコレクターを魅了する
- SOL-ICP Bridge 。ソラナからICPに乗り換えてWild West NFTを取引
- Gigaverse Marketplaceの成長。あらゆるブロックチェーンでNo.1の選択肢を目指す
ETHの最古のNFTクリプトパンクスが数千万円の価値になったことを考えると、IC Punksも将来大化けするかもという期待もあり、保有しています。
しかし、ロードマップのクロスチェーンブリッジがどんな価値を生み出すのかはまだ謎で、今後何を目指してどんな体験を与えてくれるのか、要注目です。
Poked bots【5位】

Definity や motoko のロゴのデザインを手がけた、PokedstudioのNFT。
過去にSony, Playstation , Microsoft, Disney, マクドナルドと仕事をした実績があるようです。
公式HPにはラピュタや任天堂など、日本になじみのあるデザインも載っていますね。
※著作権的にはどうなんでしょうね
プロジェクト初期から実績が評価され、ツイッターのフォロワーは約2万人超え。
期待感から第5位の売り上げに繋がっています。
こちらも、ディスコードに少しロードマップ情報がありました。
- リサーチ&開発に2~4ヶ月以上 (検討しているルートは、ゲーム、利益共有方法、アニメーション、TV、映画など)
- ゲーム開発やアニメーションへ1~2年以上
- パートナーシップやコラボレーションなど必要なチームを構築
ちょっと情報が少なすぎて味気ないので、ツイートも載せておきます。
some of my favourite poked bots, hopefully soon to be joined by GEN2 mutant bots, you will need to burn common GEN1 bots to get them, join the discussion on how this should work on pokedstudio NFT discord #icp #nftcollector pic.twitter.com/EiPgfqg8YU
— pokedstudio ∞ (@pokedstudiouk) December 3, 2021
私のお気に入りのPoked Botsです。GEN2 mutant Botsがもうすぐ加わりますが、GEN1 Botsを手に入れるには、共通のGEN1 Botsをバーンする必要があります。
アニメーションも出来てきています。
come join the bots! #icp #nft pic.twitter.com/UTBoZuk0Aj
— pokedstudio ∞ (@pokedstudiouk) April 3, 2022
motokoもチラっと見える〜〜。
ゲームやアニメーション開発のため、年単位で時間がかかりそうです。
ガチホで気長に待ちながら、楽しみにしたいプロジェクトだと思っています。
MoonWalker【番外編】

Moon Walkerは、3つのファイル(画像、動画、3Dモデル)で構成された、IC初のメタバースプロジェクトの入り口に繋がるNFTです。
ICには全てオンチェーンという特徴に加えて、無制限容量やストレージコストの安さもあり、IC×メタバースにとてもマッチしていると感じていて、注目しています。
ロードマップは公式HPからまとめました。
◎Q1 2022
- イーサリアムとの統合 (他のオープンのゲームやNFTと相互運用)
- 3D Moonwalker NFT所持者にプレミアムな体験
- IC上の初のフル3Dゲーム
- マルチバースゲームの検討
- オークションイベント
- メタバースのキラーユースケースの公式発表
◎Q2 2022
- オークションハウスに参加
- NFTステーキングシステムの導入
- ゲーム内で個別ギャラリー(ギャラリー全体を1つのNFTとして取引できるようになるかも)
- ICメタバース・プレイグラウンドの開設
◎Q3 2022
- Unity ソフトウェア開発キットの作成
- ゲーム開発者への助成金
- コミュニティがゲームを作る
◎Q4 2022
- オンラインとオフラインイベントの開催
- DAOの設立
- 1周年のメタバース内のプライベートパーティ
- 年次報告書・10年間のロードマップ発表
期待値が高く、開発速度も早いロードマップになっています。
しかし、決して大げさでは無く、このチームなら着々と進めてくれているように感じています。
ディスコード内のアナウンスでも着々と開発されていて、好印象です。
もっとワクワクしたい方は、”Announcing Plethora : A mystical dimension full of NFT rewards”(NFT報酬に満たされた神秘的な空間、Plethoraのアナウンス)をどうぞ。
いやぁ、楽しみだ。
ICPのNFTに関する質問あれこれ

参考までに、ICPのNFTに関する質問について事例集を作っておきます。
レア度はどこから確認したらいいの?
レア度を確認できるサイトは2つあります。
✓Entrepotの公式NFTレアリティツールの、The NFT Village。
✓公式ではないか、有名なレアリティツールの、DGDG。
レア度の算出方法は両者で異なるので、レア物を目利きする際は両方を見た方が良さそうです。
詳しくは、「The Difference Between NRI and DTI (and Why Both Should Matter to Collectors)」参照。
僕は、割と雰囲気で突撃していますw
プロジェクト情報を一覧で見れない?
プロジェクトのTwitterやDiscordなどを一覧で確認するのに便利なのが、icAppsです。
NFTのTwitter、Discordの一覧情報はこちらのページから。
NFTを選択するか、検索すれば関連情報を見られます。
また、新規プロジェクトのセール一覧情報はこちらのページから。
すべてのプロジェクトのセールが載っているわけでは無いようですが、ある程度参考にはなりますし、関連SNSが纏められているのは便利です。
日本人のNFTプロジェクトってICPにあるの?
Solidは日本人が仕掛けたNFTプロジェクトです。
なんと最初のNFT1000個が全てエアドロとのこと!
そして、各dAppsのロゴデザインの3Dキャップのコレクションになっています。
twitterの紹介に「NFT project to empower ICP projects」とあるように、IC上の各dAppsと連携を取りながらIC全体を盛り上げてくれるNFTです。
色々なdAppsとコラボで盛り上がっていって欲しいですね!
NFTがPlugウォレットで見られないんだけど?
ちゃんとNFTを買ったはずなのに、Plugで見られないと焦りますよね。
NFTが各ウォレットで見れない問題については、このツイートが保存版です。
ICPNFT見れる見れない問題サマリです。
— HWRD (@juyounaiaccount) March 12, 2022
大体コレ。
•Stoic wallet
→Canister IDをウォレットに登録してない or 作成者が対応させてない
•Plug
→dabに登録してない
•Entrepot
→サブネット不調 or Entrepotのエラー
こちらのとおり、Plugで見られないのは、大体DABへCanister IDが登録されていないためだそうです。
そして、PlugのDABへの登録(キャニスターを追加登録)はプロジェクト側が行ってくれるため、自分達で準備しなくてもそのうち表示されるようになっていたりします。
まぁ、Plugで見られなくても、基本的にEntrepotで見られるのでこちらで確認すればOKです。
参考までに。DABについての説明は公式のドキュメントがわかりやすいです。
NFT周りの便利サイト・ツールを紹介

では、ICPのNFT周りの便利サイト・ツールを紹介します。
保有NFTの総価格を知りたいならIC NFT Floor
IC NFT Floorでは、NFTのフロア価格計算で保有NFTの総価格を計算してくれます。
NFTの種類は関係なく、すべての保有NFTの合計額です。
使い方も簡単です。
サイトの検索窓へNFTを保有しているウォレットのPrincipal IDを入力して検索をかけるだけ。
このように、経時的に総価格が変化している様子をグラフや数値で出してくれます。

NFTの売買状況を知りたいならNFTgeek
NFTgeekのRealtimeFeedでは、プロダクト毎のリアルタイムのNFT売買情報を見られます。
欲しいNFTがマーケットに上がったことや、Priceが下がってきた動向などを見られるのは面白いですね。
また、Market Summaryでは、プロダクト毎のセール状況や時価総額を見られます。
例えば、”Realtime Status”の表から、motokoを選択するとこちらの画面になります。

1週間(選択可能)のSaleでどんなNFTが売れたのか、そして、ここでもRealtime Feedが見られます。
柔軟な期間設定で価格動向が知りたいならInternet Computer NFTS report
Internet Computer NFTS reportだと、NFTgeekよりも柔軟な期間設定で価格動向を見ることができます。
ページ中央にある検索窓で分析したいNFTを選択します。
①写真の左側の欄でNFTを選択、右側で期間を選びます。

②このような価格動向グラフが見れます。
※AVG、MIN、MAXを変えるのは画面赤枠部から選択。

他にも、TransactionsやICP volume、Unique buyers/sellersなども見られます。
最近のNFTの時価総額の推移まとめを見たいならAVOKADO
AVOCADOはICPのNFT分析屋です。
こんな感じで、NFTの時価総額の推移などを定期的に発信してくれます。
TOP 10 NFT projects by trading volume for last week#InternetComputer #NFT #ICP pic.twitter.com/55fel5Yahx
— Avocado Research ∞ (@av8cado) April 10, 2022
AVOCADOは分析屋ですが、NFTをCCCのマーケットプレイスにて、発売しています。
一応、CCCのリンクを共有しておきます。
さいごに
ICPのNFTはガス代がかからないので、少額からNFTを購入できるのが楽しいです。
ただし、IC自体はまだまだ開発初期段階。
下記図のとおり、Open Sea との比較では、1ヶ月の訪問者数が500倍程度少ないです。
絶対値で見ても20~26万人程度と、NFTの販売数(だいたい1万)と比べてもあまり多くない印象です。
ということは、NFTは売れ残りやすく、取引ボリュームもまだまだ少ない。
さらに、2022年04月現在、2021年の時と比べてICPの価格が絶賛落ちています。
しかし、ICの長期的な伸びを期待している僕にとっては、むしろ今がチャンスと感じています。
価格が落ちているからこそ、ICPの調達がしやすい。
また、仮想通貨全体の市況など不安要素があるものの、ICPの価格はずっと低空飛行ではなく、今後伸びていくと予想しています。
伸びていけば、当然NFTも盛り上がっていきます。
では、2022年いつ頃にICPの価格がどの程度伸びていきそうか。
この気になる価格動向については、分析記事(翻訳)を書いていますので置いておきます。
ではまた!
✓Entrepot
✓CCC
✓gigaversemarket
✓CAP(開発中)