【ICP】ステーキングをNetwork Nervous System で行う方法まとめ【投票で報酬最大化】

こんにちは。えいきち(@Eikichi_WLI)です。

 

Network Nervous System(以下NNS)にICPをステーキングすることで、ガバナンスに参加でき、さらに報酬を得られます。

しかし、NNSでのステーキングはInternet Computer独自の専門用語も多くわかりづらい上に、ステーキングする上での注意点が非常に多いんですよね。

 

ステーキングの注意点

✓半年以内だと利息がつかないため、Min1年程度〜Max8年の長期間ロックとなる。

✓一度設定したロック期間について、期間を伸ばすことはできるが、短くすることはできない。

✓投票報酬を最大化するためにはフォローが必要。特にガバナンストピックへは個別でフォローあるいは投票が必要。

✓気づかずに、一生引き出せない設定にしてしまう可能性がある。

 

例えば、いきなり3年ステーキングをすると3年間引き出せなくなりますし、さらにフォローをしないと投票報酬が最大化されません。

そもそも半年以内だと利息がつかないので、基本的には1年以上の小額での長期投資が基本となります。

そこでこの記事では、ステーキングを行う方法を注意点をふまえて解説しつつ、投票報酬を最大化する方法についても解説します。

 

ちなみに、「そんなに長い間待てないよ」って方は、より短期間で行えるBinanceのStakingサービスをどうぞ。

※2022年01月時点では30daysプラン以外売り切れですが。。。

 

NNSでのステーキング報酬を確認しよう【5年ロックで初年度約20%】

まず、NNSではどの程度、ステーキング報酬がもらえるのか確認してみましょう。

 

ICP Neuron Calculatorで、おおよその年利がわかります。

Staking periodとDissolve delayを色々変えてみてください。

 

例えば、5年間のStaking、Dissolve delay(ロック期間)を設定した場合では、5年間で+71%、初年度で+20%程度です。

※グラフの数値は多少変動はします。NNSへの平均dissolve delayや、全ニューロンの平均年齢、投票提案の数などによって報酬が少し変化します。

 

みなさん、”5年間ロックで年利20%程度”はどう思いますか?

 

僕は、Binanceの90日間Stakingで年利15.6%であることや、今後の出てくるだろうDeFiサービスを考慮すると、利回りは低い方ではないかと考えています。

特に、すでに資産を潤沢に持っている方はロック期間が寝かせるだけになってしまうため、他に投資した方がメリットが高いと感じます。

(仮想通貨を触っているので、感覚がバグっていますねw)

 

しかし、僕は8年のロックをしました。

参考までに理由をお伝えします。

 

8年ロックの理由

✓小額で長期投資を基本としているため

✓50倍以上のリターンを期待していて、含み益を耐えられる自信を持てないため

 

僕は、長期投資を基本としているうえに、10倍リターンを今まで経験したことがありません。

しかし、もし将来、Internet Computerが現在のイーサリアムの時価総額の半分ほどに到達するならば、時価総額ベースで約50倍に上がります。

このとき、多分50倍利益に耐えられず、先に売り切ってしまう可能性があると感じたんですよね。それならいっそのこと、小額を8年間ロックしつつDFINITYを追いかけようと考えました。

※DYORで!

 

NNSでステーキングする方法を解説

では、NNSでStaking する方法を順番に解説します。

 

①事前にInternet Identityを作成する。

※Yubikeyを使って作成する方法は以下記事で解説済み。

 

②海外取引所、例えばBinanceでICPを購入する。

 

NETWORK NERVOUS SYSTEMへログインする。

 

④ICPをBinanceからNNSウォレットへ転送する。アドレスはMainをcopyして送金すればOK。

 

⑤”NEURONS”タブの”Stake Neuron”をクリック。

⑥ステーキングしたいICPを入力し、”Create”をクリック。

 

⑦”Dissolve delay”をstakingしたい任意の時間へ設定し、”Yes, I’m sure”をクリック。

Dissolve delayがロック期間のことです。

後から延長はできますが、逆に早めることができません!

さらに、報酬を得るためには最低6ヶ月以上の設定が必須。

要注意です。

 

さて、これで完了では無く大切なオプションが2つあります。

それは、”Dissolve Delayのスタート”と”Follwing”です。

 

 

⑧NEURONS”タブの赤枠部をクリックしてオプション画面へ飛ぶ。

 

⑨”Start Dissolving”をクリックしDissolvingを開始する。

Start Dissolvingのままだと、設定したDissolve Delayが減らずに一生引き出せません。

注意です。

 

⑩画面中央の”Edit Followees”をクリックし、の”All Topics”でInternet Computer Association、あるいはDFINITY Foundation が選択されていればOKです。

※画面では両方でフォローしています。

 

このように、投票権を持つフォロワーをフォローすると、あなたのニューロンが自動的に投票し、報酬が最大化されます。

 

ガバナンス投票で投票報酬を最大化しよう

さらに、ガバナンス投票を行うことで、投票報酬を最大化できます。

 

今まではall topicのみで投票が完了しましたが、2022年02月よりガバナンストピックの提案を手動でするか、別のフォロワーを選択する必要性が出てきました。

 

Introduce voting reward weights in different topics, and prevent following from “All Topics” to kick in for the Governance Topic.
NOTE: This will require users to either vote manually on Governance topic proposals (like motion proposals) or to follow a neuron directly in this topic.

 

トピックごとに投票報酬のウェイトを導入し、「すべてのトピック」からのフォローがガバナンストピックに反映されないようにする。


注:この場合、ユーザーはガバナンストピックの提案に手動で投票するか(モーション提案のように)、このトピックで直接ニューロンをフォローする必要があります。

議案44947

 

ここでは、ガバナンストピック投票のフォロワーをフォローする、楽な方法を紹介します。

手順は簡単で、上の手順⑩のところで、”Edit Followees”のガバナンストピック(Governance)で、次の2つをフォローしておけばOKです。

 

すると、ガバナンストピックをフォローできました。

 

これで、基本的にガバナンストピックも投票してもらえるはず。

なお、参考までに自ら投票する場合は、”VOTE”タグからproposal ID(議案No)を確認した後、IC NETWORK STATUS でIDの検索をかけると、投票内容が確認しやすくて便利です。

 

ステーキング報酬は1ICP以上で受け取れる

ロックしているICPは引き出せませんが、ステーキング報酬は1ICP以上に到達すると受け取ることができます。

そこで、ステーキング報酬の受け取り方をお伝えします。

 

NNSでステーキング報酬を受取るには、先程のオプション画面のMaturity(成熟度)を確認します。

ここで、1ICP以上になれば、Spawn Neuronで回収できます。

 

このMaturity %は、ステーキングで獲得したICPの数を、そのニューロンでステーキングしたICPの総数で割ったもの。

 

色々ややこしいので、実際に10ICPをステーキングしたと仮定して、具体例を見ていきましょう。

 

■Maturityが0.189%だった場合(上写真と同じ)

10ICP × 0.00189 = 0.0189 ICP 

現在、0.0189ICPのためSpawn Neuronで回収できません。

 

■Maturityが10%だった場合

10ICP × 0.1 = 1 ICP 

1ICPを超えたのでSpawn Neuronで回収できます。

 

このように、10ICPをステーキングしている場合なら、Maturity10%を超えるとステーキング報酬をもらえるということです。

 

この仕組みから毎月1ICPを受け取りたいなら、おおよそいくらステーキングが必要か逆算できます。

例えば、5年間ロックでステーキングして、初年度で+20%増える例を参考に計算してみますね。

 

20%/年 ÷ 12 ヶ月/年 =1.67%/月

1 ICP / 1.67% = 59.88 ICP

 

つまり、59.88 ICP ステーキングすると、毎月1ICPずつ報酬を貰える計算ですね。 

また、その半分の約30ICPをステーキングするなら、2ヶ月に1度 1 ICPを貰えます。

 

なお、画面の”Merge Maturity”は報酬をもらう代わりに、再度ステーキングに分配するためのコマンドです。

 

まとめ

今回は、NNSでステーキングする方法する方法、投票報酬を最大化する方法、ステーキング報酬を回収する方法をお伝えしました。

最後に、大切なので、ステーキングの注意点をもう一度振り返っておきます。

 

ステーキングの注意点

✓半年以内だと利息がつかないため、Min1年程度〜Max8年の長期間ロックとなる。

✓一度設定したロック期間について、期間を伸ばすことはできるが、短くすることはできない。

✓投票報酬を最大化するためにはフォローが必要。特にガバナンストピックへは個別でフォローあるいは投票が必要。

✓ステーキングしたニューロンへ、Dissolvingを開始しないと一生引き出せない。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。